個人の花贈りのマナー

・誕生日 ・還暦祝い

【還暦祝い（長寿祝い）の花贈りのマナー】

人生の節目となる大切な誕生日です。その日を幸せに過ごせる様に、早めにプレゼントしましょう！

・お花を贈る時期
長寿祝いは昔からの慣習で、数え年の誕生日にお祝いをするというものでしたが、最近では、満年齢で祝う人も増えているようです。また誕生日の他、敬老の日などの祝日でもよいとされています。相手の自宅等に送る場合には、相手の都合のよい日時に届くようにしましょう。なるべくお誕生日の午前中・前日に届くようにするのがマナーですが、不在の場合もあるのでよく確認をしましょう。
※還暦でいうと、60歳の誕生日を迎えた時、数え年61歳となります。

・お花の相場
一番大切なのはお祝いをする気持ちです。 大切な人を想って贈ることがなによりのことなので相場というのはありませんが、長寿のお祝いには、華やかで豪華な花束を。 豪華なお花のアレンジメントの相場は５千円～１万円程が中心のようです。 もちろんご予算にも合わせて相談して決めることができます。
まだまだ元気で、お花のお手入れが好きなおじいちゃんやおばあちゃんであれば、鉢花もおすすめです。本人のお好きなものを選ぶのが一番です。またご高齢で身体が不自由になってきて花の世話が難しい場合には、胡蝶蘭の鉢植えならあまり世話が要らないのでよいでしょう。
相場として1万円前後が中心です。

・メッセージを添えて
お祝いの気持ちを伝えるメッセージを添えるようにしましょう。メッセージにはぜひ誕生日の日付も入れていきましょう。誕生日をお祝いする気持ちがより相手に伝わるはずです。
メッセージの他に、こんな表書きも添えられます。
「長寿御祝」「寿福」「御祝」
あるいは「祝○○」「寿○○」「○○御祝」
※○○には「還暦」「米寿」などの名称が入ります。

・テーマカラー
長寿祝いにはテーマカラーがあります。
・60歳：還暦→赤
・65歳：緑寿→緑
・70歳：古希、77歳：喜寿→濃紫または紺
・80歳：傘寿、88歳：米寿、90歳：卒寿：濃黄色（山吹～黄金色）
・99歳：白寿、100歳：皇寿→白

・還暦・長寿のお祝い花を贈る際の注意点
上記のこのテーマカラーで花を作ってもらうのも良いですが、緑や白の場合は注意が必要！日本では白や青、緑など寒色系の色はお供えの色。長寿のお祝いにはふさわしくありません。朱赤、濃紫、濃黄色は、日本では高位のあかしのおめでたい色。この3色や、オレンジ、赤紫など、明るく華やかでお年寄りにも良く見える濃い色を取り入れると良いでしょう。また花の種類もお供え花に似ないよう気をつけて。特に輪菊と小菊は避けてください。他全般的に、「お見舞いで避けたほうが良い」とされる花は避けた方が無難です。但し例外としてユリの花は年配の方は好む方が多く、長寿祝いや敬老の日の贈り物として人気です。

還暦祝い・長寿のお祝いにオススメの花

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